NAT音楽療法事務所

遠隔音楽療法とは

遠隔音楽療法 概要

遠隔音楽療法とは
インターネット回線を使用した、遠隔地にいながらもオンライン上で行える音楽療法です。

音声や映像をオンラインにて遠隔地に届ける方法は色々ありますが、
多くの通信環境では同時に音を出すことができません。
また遅延も発生するため、合唱や合奏はむづかしいのが現状です。
遠隔地間での音楽活動にはまだまだ様々な課題があります。

 

「Music Telepy」の利用

◎NATはMusic Telepy(遠隔音楽療法システム)を使って遠隔音楽療法を提供しています。

▶Music Telepyは、「遠隔音楽療法システム」です(研究代表者:専修大学 ネットワーク情報学部 小杉尚子教授)。Music Telepyを使うと、より良い音環境で遠隔音楽療法を実施できます。
▶現在NATは児童発達支援施設や高齢者施設へ、Music Telepyを使った遠隔音楽療法のサービス提供を行っています。
▶Music Telepyを使った遠隔音楽療法は、遠隔地にいながらあまりタイムラグを感じる事なく“一緒に”歌を歌ったり、合奏することを可能にしました。このことにより音楽療法士は、外出や移動の困難な方々や、音楽療法士のいない地域に住む方々にも音楽療法を届けることを可能にし、音楽療法をより身近にしました!!!

▶NAT音楽療法事務所の代表相川は、2012年より小杉尚子教授の遠隔音楽療法研究に携わり、
認知症高齢者、在宅の重度身心障がい者、自閉症スペクトラム児を対象とした臨床研究を行ってきました。
▶(LINK:八重山毎日新聞、上毛新聞、NHK)
その他活動実績

▶まだ発達途上の分野ですが、今後様々な領域やセッション構造の研究が進められれば、
MusicTelepyを始めとした遠隔音楽療法は、対面で行う音楽療法とは出来る事も違いますが、
一つのツールとして沢山の可能性があると思われます。

詳しくはこちら→
▶「Music Telepyとは」
▶遠隔音楽療法についての参考資料(2019.9.22第19回日本音楽療法学会学術大会自主シンポジウム使用資料より抜粋(pdf)